お留守番対策と日々のケア

雨・雪・台風などで低気圧になると咳が増える原因

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心臓病のきららちゃん。通常時でもたまに咳をしますが、雨・雪・台風など、天候が悪いときには咳がやたら増えたり、食欲がなくなったりします。

なんでだろう???と思い、調べてみました。

そしたらどうやら原因は低気圧のせいでした。

低気圧で咳が増える原因は自律神経が乱れるから

「自律神経」というのは、生物が生きるためのすべての生命活動、つまり、呼吸・消化吸収・血液循環・心臓の動きなどを調整しているものです。

自律神経には、活動時に働く「交感神経」と、休息時に優勢になる働く「副交感神経」の2種類があり、いつもそれぞれがバランスよく働いくことで体のバランスを保っています。と、ここまではよく聞く話。

しかし雨・雪・台風などの影響で低気圧になると、敏感な子は体内のセンサー(内耳にあるらしい)が働き、自律神経のバランスが乱れます。これは犬だけでなく人間も同じです。

低気圧で自律神経が乱れると、血管やリンパ管が膨張して血流が悪くなったり、血圧が不安定になります。

その結果・・・、

  • 気管が狭くなる
  • 心臓の働きが弱くなる

このような状況が体内で起きるため、結果として咳が増えるという仕組みです。

低気圧のときに気を付けること

低気圧で咳が増えたなという場合は心臓の働きが弱っているので、きららと同じように心臓病のある子はこれらに気を付けることが必要です。

  • いつも以上に、興奮させないように安静を心がける
  • 肺水腫の心配がある子は悪化する可能性もあるので、呼吸の様子をチェック

低気圧で咳が増えるのはある程度仕方ないことのようですが、明らかに呼吸が増えたり苦しそうなどの異変がある場合は、迷わず病院で診てもらうほうがいいです。

ちなみに、きららは肺水腫を起こしたことがあるので、毎日呼吸数を測っています。

普段から正常時の呼吸数を測っていれば、低気圧の影響による体調の悪化にも気づきやすいので、ぜひ呼吸数を測ってあげることをおすすめします。