私の愛犬こつぶが胆泥症を発症してから今まで、発症時に調査して決めたドッグフードを与えてきました。
現在は危険だった状態からは脱したものの、もっと改善してあげたくて、今回、胆泥症の療法食としてもっとも適しているドッグフードを再調査してみることにしたんです。
胆泥症のドッグフード、安全性を考慮し切り替えました
発症してからすぐに胆泥症ケアのためのドッグフードは何が良いのかを調べた結果、ロイヤルカナンの消化器サポート低脂肪が良いと聞き、しばらくの間はずっと与えていました。
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胆泥症のドッグフードはロイヤルカナンの消化器サポートがいいらしい
※2018/2/5 追記 ご愛犬の胆泥症のことがご心配で、検索してこのページを訪れてくださった方へ。 発症から3年経った今、じつは思うところがあり、胆泥症対策のドッグフードを見直しました。 いろいろ調 ...
高たんぱくで低脂肪。
一般的にお店で入手できるドッグフードのなかでは、胆泥症対策に一番良いのではないかと思います。
ただ、、、少し気になることがありまして、実はドッグフードを切り替えました。
結論から申し上げますと、現在はこちら↓の「犬心(いぬこころ) 糖&脂コントロール」というドッグフードを与えています。
犬用の療法食ですが、適応症として「胆泥症・胆嚢粘液嚢腫」という記述が書かれており、現在販売されているなかではもっとも胆泥症に適したドッグフードではないかと思います。
ドッグフードの切り替えに至った理由について
さて、今回私が愛犬の胆泥症のためのドッグフードを、ロイヤルカナンから犬心に切り替えた理由について。
それは、ドッグフードについての以下の3つの問題が気になったためなんです。
- 保存料、酸化防止剤などの添加物が気になる
- ドッグフードに含まれる酸化した脂質が気になる
- 胆泥症にきちんと対応したドッグフードを与えたい
- ロイヤルカナンさんの工場が韓国に移転するというニュース
それぞれ、頭を悩ませる問題です・・・。
1.保存料と酸化防止剤などの添加物が気になる問題
保存料として「ソルビン酸カリウム」、酸化防止剤として「BHA・没食子酸プロピル」が使用されています。
それぞれ、発ガン性などが指摘されている成分です。
もちろん、保存性を高めるためにやむを得ず使っているのだとは思います。そして、これは市販のドッグフードには結構含まれている添加物なんです。
が、やはり可愛い我が子に毎日食べさせるのはできれば避けたいなというのが、飼い主の本音です。。
2.輸入ドッグフードに含まれる酸化した脂質が気になる問題
胆泥症対策には、低脂肪のドッグフードがいいということは大前提です。
ただ、それ以上に私が問題だと思うのは、ドッグフードに含まれる脂質が酸化して質が変わってしまうこと。
輸入のドッグフードの場合、どうしても船便が多くなりますが、輸送に使うコンテナ内の温度は60度を超えることもあるそうです。
そうなると、高温により脂質が酸化してしまうのは明らかに想像できる。。
もちろんその対策のために酸化防止剤を添加しているわけなんですが、その結果、酸化防止剤の使用量が増えるというのは本末転倒のような気がしてきたのです。
3.胆泥症にきちんと対応したドッグフードを与えたい問題
ロイヤルカナンさんの消化器サポートは、市販されているなかでは一番胆泥症に適していると思いますが、適応症として胆泥症は入っていないんです。
やはり、きちんと胆泥症のために考えられた成分のドッグフードを与えたかったのです。
4.ロイヤルカナンさんの工場が韓国に移転するというニュース
これについては・・・、偏見っぽくなってしまう可能性があるので、多くは語りません。
ただ、今回ドッグフードを見直すきっかけの一つになったのは事実。
「犬心」と「薬膳レシピみらいのドッグフード」を比較検討
私の不安材料を全てクリアしてくれて、かつ胆泥症ケアにも役立つフードの条件は以下の4つです。
- 国産であること(輸入・輸送途中の脂質酸化を最小限にできる)
- 保存料・酸化防止剤などの添加物を含まない
- 高たんぱく・低脂肪で、かつ良質な脂質であること
- 療法食の適応症として「胆泥症」という記述があること
私が調べたかぎりでは、この条件を満たすドッグフードはこの2つだけでした。
「犬心(いぬこころ)糖&脂コントロール」と、「薬膳レシピみらいのドッグフード(肝臓用)
」です。
犬心(いぬこころ)糖&脂コントロール・薬膳レシピみらいのドッグフード(肝臓用)比較表
「犬心(いぬこころ)糖&脂コントロール」と「薬膳レシピみらいのドッグフード(肝臓用)」を比較検討するにあたり、わかりやすいようにそれぞれの特徴を比較表にしてみました。
こうして比較してみると、「犬心(いぬこころ)糖&脂コントロール」はとてもシンプルでかつ免疫力アップにも考慮した原材料で、「薬膳レシピみらいのドッグフード(肝臓用)」は病気と闘うための身体を作るために「攻めの食材」が原材料に多く使われているなという印象です。
今回は犬心を試してみることに
「犬心(いぬこころ)糖&脂コントロール」と「薬膳レシピみらいのドッグフード(肝臓用)」を比較し、どちらも胆泥症にはとても良いことがわかりました。
検討した結果、まずはシンプルな組成から始めようと思ったこと、定期購入前に食いつきがチェックできるということ、そしてコスト面を考えて、今回は犬心から試してみることにしたんです。
購入にあたり、犬心を胆泥症の療法食として与えることについて、専門家の見解をお聞きしようとおもい、犬心販売サイトの問い合わせフォームより質問してみました。
私の質問メール(抜粋)です。
13歳のチワワを飼っており、その子が数年前から胆泥症を患っています。
これ以上胆泥が増えない食事をと思い、現在はロイヤルカナンの消化器サポートを与えておりますが、添加物が気になっております。
胆泥症も脂質代謝に関係のある疾患だと思いますが、貴社の犬心は
低脂肪ドッグのフードとのことですので、合っているのではないかと思い購入を検討しております。胆泥症との関連につきまして、貴社の見解はどのような感じでしょうか?
するとすぐに代表の方から直々に、とても丁寧なご返信をいただきました。
「犬心」販売サイトからのご返信1(抜粋)
胆泥症ということで肝臓値も高いことと思いますが、横断が出ているような症状はないでしょうか?
黄疸が出ている場合は、犬心にトッピングなどの工夫が望まれるところです。
黄疸がなければ、犬心だけの食事がお勧めできます。いずれにしましても、胆泥症に多くの実績がございます。
また、胆泥症以外に病歴や血液検査で異常が見られた内容など、教示いただければ幸いです。
お返事をいただき、すぐに、現在のうちの子は黄疸はなく投薬だけの治療であること、過去に子宮蓄膿症を患ったことがあるということをメールでお伝えすると、またすぐに以下のようなご返信がありました。
「犬心」販売サイトからのご返信2(抜粋)
胆泥や子宮蓄膿症には、共通する原因として、「食事中の悪質な脂肪」が挙げられています。
酸化した脂肪は、胆泥や子宮蓄膿としてあらわれやすく、逆に、フレッシュで良質な脂肪は両トラブルの対策に大切です。この点においても、「犬心」はご愛犬にお勧めできると考えています。
やはり犬心が胆泥症対策のドッグフードとして適しているということがわかりました。
犬心販売元のマッシュルーム・デザイン・スタジオ様、ご丁寧な対応をいただき本当にありがとうございました<(_ _)>
黄疸が出ている場合のトッピングについては聞き忘れました・・・。
もし、この記事を読んで犬心に興味を持ってくださった飼い主様のご愛犬に黄疸がある場合は、念のため購入前にお問合せフォームから質問してみてくださいね。
とりあえずお試しサンプルで食いつきをチェックしたらまた後日アップしたいと思います(*'ω'*)