胆泥症のドッグフード・サプリメント

犬の胆泥症に対応した療法食ドッグフードはこの2つだけ

胆泥症に効くサプリメント

この子は、私の可愛い愛犬こつぶちゃんです。2014年に胆泥症を発症しました。

それから現在まで、胆泥症を改善するためのドッグフードやサプリメントなど、いろいろな対策をしてきました。

そのおかげか、今ではお薬は飲んでいますが胆泥症は悪化せず落ち着いています。もうおばあちゃんワンコですが、可愛くて仕方ありません。少しでも長く一緒にいたいので、これからもできる限りサポートしていこうと思っています。

ずっと闘病記ブログを書いているなかで、「結局、胆泥症にはどのドッグフードがいちばんおすすめなの?」というメールをいただくことが何度かありました。

私はこつぶちゃんの胆泥症のために少しでも良いドッグフードを選ぼうと、比較検討やメーカーさんへの問合せなどを繰り返していたので、良いものを与えることができている自信があります。

今回は、実際に試したうえで胆泥症への効果を感じられたドッグフードについてまとめました。

胆泥症のドッグフード、おすすめは2つ

こつぶの胆泥症対策として私が実際に選び、そして与えていたドッグフードは3つあります。

その中で、胆泥症対策のレシピで作られているしっかりした療法食は「犬心(いぬこころ)」と「みらいのドッグフード(肝臓用)」の2つだけです。

おすすめ1. 犬心(いぬこころ)糖&脂コントロール

犬心(いぬこころ)糖&脂コントロール 犬心(いぬこころ)糖&脂コントロール

私が調べた中で、「胆泥症」対応の表記がしっかりされていたドッグフードのうちの一つが「犬心(いぬこころ)糖&脂コントロール」です。

メーカーさんにも問い合わせたところ、大変丁寧なお返事でお墨付きをいただきました。

↓対応疾患の中にしっかりと「胆泥症・胆嚢粘液嚢腫」の表記があります。

※画像は犬心公式サイトより引用させていただきました。

犬心を与えて始めてから、動物病院でのエコー検診で、胆のうのサイズが小さくなっている、つまり、胆のうに詰まっている胆泥が減っているということがわかりました。

犬心お試し♪
胆泥症対策ドッグフードを「犬心」に変えて2か月。胆泥が小さくなった♪前回、胆泥症対策ドッグフード見直し大作戦を決行しました。 https://tandei.doglove.pink/food-2/ ...

あくまでうちの子の場合ですので、すべてのワンちゃんに同じ効果がみられるとは限りません。
が、現在購入できるドッグフードのなかではしっかりとした胆泥症への対策がされていて、とてもおすすめです。

食いつきを確かめるために200gのお試しサイズから購入できるので、本商品を買う前に確認してみるといいですよ。

⇒犬心(いぬこころ)糖&脂コントロール 公式サイト

 

おすすめ2. 和漢みらいのドッグフード 特別療法食KA(肝臓用)

和漢みらいのドッグフード 特別療法食KA(肝臓用)

(※画像は私が購入した当時のものであり、現在はパッケージデザインが変更になっています)

和漢みらいのドッグフード 特別療法食KA(肝臓用)

犬心と並んで良いと思えるフードは「和漢みらいのドッグフード」です。

同商品には犬の疾患に合わせた療法食が何種類かあるのですが、胆泥症に適したドッグフードは「和漢みらいのドッグフード 特別療法食KA(肝臓用)」というやつですのでお間違いのなきよう。

↓公式サイトを確認すると、しっかりと「胆泥症」の表記があります。

※みらいのドッグフードさんより画像を引用させていただきました。

和漢みらいのドッグフードは、漢方素材を取り入れて免疫力を高めていくというコンセプト。ポジティブに病気と闘っていく攻めの療法食という感じがしました。

偏食のこつぶが問題なく食べてくれましたので、味も悪くないと思います。

⇒和漢みらいのドッグフード 特別療法食KA(肝臓用)公式サイト

胆泥症のための療法食ドッグフード選びのポイント

愛犬が胆泥症になってしまったら、投薬と同様に重要なのが食事療法です。

今回は胆泥症の犬に必要な食事療法とドッグフード選びのポイントについてお話します。

1.脂肪

胆泥症を発症した犬は、脂肪の代謝に何らかの問題があることが多いです。特に血液中の「ALP」の数値が高い場合は、脂肪の量と質についてとくに注意が必要です。

低脂肪であること

胆嚢に蓄えられている胆汁は、脂肪の消化吸収のためにせっせと働いています。しかし胆泥症の犬の場合、脂肪の消化に必要な胆汁が充分に分泌されないため、脂肪の消化がうまくできません。

このため、脂肪が多く含まれるドッグフードは胆嚢にとって大きな負担となります。ドッグフードの成分表示を必ず確認し、粗脂肪が10%未満のものを選ぶようにしましょう。

また、原材料にはできるだけ脂肪の少ない部位の肉を選んでいたり、鶏・馬・鹿・魚など脂肪の少ない肉を使用しているドッグフードがおすすめです。

酸化した脂肪を避けること

脂肪は、酸素に触れたり加熱されることにより「酸化」します。酸化した脂肪は「過酸化脂質」という、犬にとって(もちろん人間にも!)毒性の強い成分です。

酸化した脂肪は、中性脂肪やコレステロールの増加につながり、脂肪の代謝に悪影響をおよぼすため、当然のことながら胆泥症にも悪いのです。そのため、ドッグフードの酸化はできる限り防ぐ必要があります。

多くのドッグフードには、酸化を防ぐために「酸化防止剤」が添加されています。これにより脂肪の酸化を遅らせることができるのですが、酸化防止剤の種類によっては、犬の健康に影響を及ぼします。

酸化防止剤には「合成」のものと「天然」のものがあります。

合成の酸化防止剤
  • BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)
  • BHA(ブチルヒドロキシアニソール)
  • エトキシキン
  • プロピレングリコール
  • 没食子酸プロピル

など…

天然の酸化防止剤力
  • ミックストコフェロール
  • ビタミンE(トコフェロール)
  • ビタミンC(アスコルビン酸)
  • ローズマリー抽出物
  • 緑茶抽出物(カテキン)

など…

合成の酸化防止剤は酸化を防ぐ作用は強力なものの、発がん性が認められている成分も多く、犬の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。

それに対して天然の酸化防止剤は、酸化を防ぐ作用は穏やかですが、そのぶん犬の体には優しい成分です。

このため、ドッグフードはできるだけ合成の酸化防止剤ではなく天然の酸化防止剤が使われているものを選ぶのが望ましいです。

良質な脂質を選ぶ

胆泥症の犬は、オメガ3脂肪酸などの脂質代謝に悪影響を及ぼさない良質な脂肪分を使用したドッグフードを選ぶことが望ましいです。

オメガ3脂肪酸とは、魚油などに含まれる動物由来の「DHA」や「EPA」、エゴマ油やアマニ油などに含まれている植物由来の「α-リノレン酸」の総称です。

このオメガ3脂肪酸には、血流改善・コレステロールの低下・炎症やアレルギーの抑制といった効果があり、体内の巡りを良くしてくれることが期待できます。

しかしオメガ3脂肪酸は犬の体内では合成できず、食事から摂取すべき必須脂肪酸です。かといって大量に摂取すればいいというものでもなく、バランスも大事。

そのため、犬の体のためにバランスが計算されているドッグフードから摂取するようにしましょう。

2.タンパク質

胆泥症の犬のドッグフード選びでは、脂肪と同時に「タンパク質」も考慮しなければいけません。

胆泥症に罹患した犬は肝臓トラブルを起こしている場合が多いです。特に、「ALT(GPT)」の数値が高い場合、粗タンパク質20%程度を目安とした低タンパク質のドッグフードが望ましいです。

アミノ酸のバランス

胆泥症の犬のドッグフード選びでは、脂肪と同時に「タンパク質」も考慮が必要です。

胆泥症に罹患した犬は肝臓トラブルを起こしている場合が多く、特に、「ALT(GPT)」の数値が高い場合、粗タンパク質20%程度を目安とした低タンパク質のドッグフードが望ましいです。

タンパク質はアミノ酸で構成されます。アミノ酸は20種類ありますが、そのうち10種類は犬の体内で作り出すことができない「必須アミノ酸」です。
必須アミノ酸は食事から摂取するしかありません。そのため、犬に必要な必須アミノ酸を過不足なくしっかり摂取できる ドッグフードが理想的です。

タンパク質が体内で分解されると、アンモニアが生成されます。アンモニアは有害な物質なので肝臓で解毒されるのですが、これが肝臓にとっては負担になります。

しかし必須アミノ酸バランスの良いタンパク質を摂取することで、アンモニアの生成が抑えられるので、結果的に肝臓への負担を減らすことができます。
このため、犬にとって最適なアミノ酸バランスに配慮したドッグフードを選ぶのがおすすめです。

劣化(変性)したタンパク質を避ける

タンパク質は、高温で加熱することにより「変性」という劣化が起きます。変性を起こしたタンパク質は、消化吸収に時間がかかるようになり、結果的に肝臓への負担が大きくなります。

そのため、できるだけ変性を避ける方法で加工しているドッグフードを選び、良質なタンパク質を摂取するのが理想的です。

3.消化のしやすさ

胆泥症は、脂肪を分解する役割のある「胆汁」の分泌に異常をきたす病気です。摂取した食べ物の消化に悪影響を及ぼします。

そのため、体内での消化吸収が行われやすく、かつ負担の少ない消化のよいドッグフードを与えることが理想的です。

胆嚢の負担をかけないために低脂肪であることは第一条件です。

タンパク質に関しては、高熱調理による熱変性という劣化が消化器に負担を掛けるため、できるだけ低温で調理したもののほうが劣化が少なく消化がよいです。

また、消化機能が低下しているため、善玉菌を増やし腸内環境を整える配慮があるフードはとてもおすすめ。

便の状態によっては、腸内環境を整えるサプリメントで補うのもよいかもしれません。