胆泥症の闘病日記

愛犬が胆泥症(胆嚢粘液嚢腫)を発症

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今思えば、前日から食欲がありませんでした。

でももともとうちのワンコは食欲にムラがあり、食べないこともしばしばあったため、ひとまずは様子を見ることに。

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そして発症。

その日の朝起きると、部屋のところどころにワンコの嘔吐物がありました。
朝食もまったく食べず、下痢もしています。

「これはヤバい気がする」と直感したのは、嘔吐物の中に、くずしたコーヒーゼリーのような、茶色いゼリー状の破片が混じっていたこと。

取り急ぎ、便と嘔吐物をビニール袋に入れて持参し、動物病院へ。

まずは血液検査を行いました。
(血液検査の結果がすぐ出る設備のある病院でよかった)

その結果、肝臓の数値が著しく悪かったのです。
特にGPTが1000U/L以上、ALPが3500U/L以上・・・
それぞれ、検査装置で測れる限界値を超えていました。

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この血液検査の結果から、胆嚢の疾患が疑われるとのことで、すぐにエコー検査に。

そしてエコー検査の結果、やはり胆嚢の内部がドロドロの胆汁で満たされ、流れが滞って詰まっている状態だということが発覚しました。

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嘔吐物に混じっていたゼリー状のものは、おそらく固まった胆汁が逆流したのものでないか、というのが獣医さんの見解です。

胆汁が詰まっている状態が悪化すると、胆嚢が破裂してしまいます。
そうなってしまう前に胆嚢を摘出する手術を行うか、ひとまず薬での内科的処置を行うか、選択が迫られました。

ただ、現状はまったく食事を受け付けず、見るからにぐったりして体力が低下している状態。
まずは点滴での栄養補給と、薬物投与による処置を行うことになりました。

そしてその日のうちに入院。

当日の夜は、心配で心配で眠れませんでした・・・(>_<)